HOME >祖霊殿について
古くは「古事記」「日本書紀」に記されている国生みの神、伊邪那美命がお隠れになられた時より始まったと伝えられます。
江戸時代の伊勢神宮の神職、中西直方の「死道百首」の中に、「日の本に生まれ出でにし益人は神より出でて神に入るなり」と詠まれています。
祖先の神より生まれたものは、亡くなればまた、祖先の神の御許に帰って行くことを詠まれ、明確に日本人の死生観を現わしています。
つまり、日本人の生命は祖先(親の親たち)-自分-子孫(子の子たち)へと永久に「血」と「心」と「魂」の連続を形成しているのです。
私たち日本人の「みたま」(魂)は十万億土に行くのではなく、我が家・我が郷土・我が国土に留まって祖先の「みたま」と共に、子孫の幸せと繁栄を見守り、子孫からの「みたまなごめの祭」を受けることになります。
神葬祭は、故人を偲び御霊の安らかなるお鎮まりを祈る式でその荘厳さに触れ、神道の奥深さと清々しさを実感される方も多いかと存じます。
諏訪神社の神道家はもとより、新たに神道家となられる方々(神道による祖霊祭祀・神葬祭を行う家庭)のために、神道式納骨殿「諏訪の杜 祖霊殿」を建設しました。
現代では核家族化が進み家族の形態や価値観が多様化し、家々の葬送儀礼やお墓事情も一層複雑になって参りました。
お墓へのお参りや清掃管理をできない場合や、新しくお墓を建てたいが適当な場所が見当たらないなど問題も少なくありません。
このような現状に対し、神道家の方はもとより、今後神道による祖霊祭祀・神葬祭を行う方を対象に神道式納骨殿「諏訪の杜 祖霊殿」のご案内を申し上げます。
当神社で神葬祭に関わる祭祀(通夜祭・告別式・日毎祭・命日祭・祖霊祭)を行っている神道家及び「神道式納骨殿 祖霊殿」の「納骨舎」をご契約された方々を対象といたします。
納骨舎をご契約された方には、契約後の神葬祭に関わる祭祀は全て当神社(鎮西大社 諏訪神社で行うことを原則といたします。
尚、諏訪神社神道気に登録された皆様へは、春分・秋分の日祖霊祭、また年一度の祖霊殿「みたまなごめ祭」(8月15日斎行)のご案内をいたします。
当神社(鎮西大社 諏訪神社)は鎮西大社と称えられる長崎の総氏神様です。
諏訪・森崎・住吉の三社がおまつりされ、厄除け・縁結び・海上守護の神社として崇敬されています。
施設名称 | 神道式納骨殿 諏訪の杜 祖霊殿 (すわのもり それいでん) |
---|---|
所在地 | 〒850-0006 長崎市上西山町19番21号 |
管理・運営 申込・問い合わせ窓口 |
鎮西大社 諏訪神社 〒850-0006 長崎市上西山町18番15号 |
電話 | 095-895-5123 |
FAX | 095-821-9377 |
参拝時間 | 午前9:00~午後4時まで 但し、8月13日・14日・15日は、午前9:00~午後7時まで |
設備 | ・儀式殿(2階ホール) ・納骨所(2階・3階) ・控室(2階ホールに併設) ・ホール(2階・3階) ・バリアフリートイレ(2階) ・エレベーター ・駐車場 |
E:mail | お問合せフォームをご利用ください。 |